姿勢治療 腰痛編パート1

腰痛になる人は、一昔前までは下仕事をする人が動的に多かったものです。しかし最近では、デスクワークなど逆に体を使わない人に多く発生しています。また小中学生にも腰痛が多くなっています。

腰痛の原因としては、椎骨の変形したものや、分離したものなど、骨に原因があるものや、筋肉に原因があるもの、また内臓に原因があるものなど様々です。

悪い姿勢や肥満も腰痛の原因になる

いつも悪い姿勢でいたり、同じ姿勢を長い時間続けていると、腰の筋肉の負担が増大し、筋肉の緊張が続きます。そして、筋肉の血行悪くなって有害な老化物質が筋肉にたまり、痛みが生じやすくなるのです。

痛みが発生すると、筋肉をさらに緊張させて「こり」を強めると言う悪循環が起こり、やがて慢性的な腰痛になっていきます。

こうしたタイプの腰痛は、特に肥満体型の人や妊婦などによく見られます。肥満者や妊婦は、お腹を突き出すような姿勢になりがちで、腰の筋肉の緊張を高めます。(図)

また、運動不足に伴う筋肉低下や、強い心理的ストレスなども、こうした腰痛の発症・悪化の原因になります。その他、スポーツで 腰椎や椎間板に障害を起こし、腰痛になるケースもあります。